産経新聞 12月8日号

産経新聞 12月8日号 産経新聞 12月8日号
■発行産経新聞東京本社
■定価 一部100円 月ぎめ2950円

2012年最後の産経新聞連載はあの大阪の橋下徹市長と大阪維新の会についてというか、橋下市長の人気に便乗して、彼らを取り込もうとする既成政党の権力の亡者っぷりのヘタレぶりについて感想をのべさせてもろた。ほんまに節操ないというか、恥知らずの人たちや。橋下市長の対抗馬やった平松大阪前市長を民主党から自民党からはてはあのあの共産党まで応援しとって、橋下市長の圧勝とわかるや、手のひらかえして、これから協力しまひょ、やと。ほかにはわしの連載の向かいには阿川佐和子さんのインタヴューが「いつも聞き上手」のコーナーにのっとる。阿川さんとは宴会で一度ごいっしょしただけやが、週刊文春で長期連載対談されているから、文春では時々お見かけするがいつもわしなんかのカメラマンにも手をふってご挨拶してくれる。いちどお父上の御著書を読んだばっかやったので、「戦艦長門の最後」読みましたで、とご挨拶したら、「軍艦長門の生涯」です。とぶすっとお答えされ、赤面した。吉田満氏の「戦艦大和ノ最期」とごっちゃになってました。ありゃガキのとき読んだが、読みずらかったな。お父上の著作もわしはほとんど読まさせてもろたが、分かりやすいうえ、えらい勉強になり、拙著「ワシの異常な愛情」でも引用させていただいた。PHP研究所の「VOICE」でお父上と対談させていただくという恐縮至極の経験させていただいたが、その直後御著書までいただき、感激した。一面には福島原発から6キロ圏内の浪江町の自衛隊による除染活動の写真と原稿も掲載されとるが、わしもこの3日ご同じ現場訪れたが、この紙面より人員も機材も大規模でカメラマン的には絵にしやすく迫力ある写真が撮れた。あと「ソ連崩壊20年」も第6回やがおもろいで。原稿書かれているのはモスクワ支局の佐藤貴生氏。拙著「ワシは舞い上がった、舞い降りた」や「ビビリアン・ナイト」でも登場される。あのアフガンの、バグダッドの戦友である。