産経新聞 2月2日号

産経新聞 2月2日号 産経新聞 2月2日号 産経新聞 2月2日号
■発行産経新聞東京本社
■定価 一部100円 月ぎめ2950円

節分の日の連載はまた防衛大臣がらみ、というても内閣改造の結果の新大臣、前にも勝ると劣らずのシロート大臣なのは国民に広く知れ渡ることになり、タイミング若干遅きに帰した感があるが、まあ自衛隊取材が多いわしにしたら一言も二言もいうとかないかんやないか。それにしてもまたわしの連載の日に大事故やないか。玉川温泉はわしももう10年以上前やが自民党幹事長を追いかけまわし、2泊したことがあるが、まあ遠い。秋田空港から3時間以上かかった。夏でである。あの時は冬は開いてないと聞いとったが、雪上車で送迎しとったとは・・・あの時は公衆電話がひとつだけ。携帯も通じず、テレビも電波届かず、部屋はせまいわ、娯楽は積み木パズルだけ、食事も自民党幹事長ですら食堂でみなといっしょ。風呂は混浴、湯船に浸かったら強酸でちくちく痛いはもう湯治だけが目的の本格派温泉やった。そこらじゅうで硫黄が吹き出し、道端で一分で固ゆで玉子ができあがった。たしか離れの岩盤浴は江戸時代の夜鷹みたいにござまるめて坂10分ぐらい歩きまわらないかんが、雪崩が起きそうな急斜面なんかなかったような記憶やけど、とにかく亡くなられた方々はあんな緩やかな斜面でいくら大雪でも雪崩に巻き込まれるとは想像もしてなかったであろう。お気の毒なことである。詳細も夏季の写真とともに25面に掲載されとる。1面の紙名の横には小さい吉野家の豚丼の写真が載っとる。もちろん広告やが、まるでサブリミナル効果みたいや。新聞広告も変わったのう。1面の写真には大雪で立ち往生しとる写真が大きく掲載されとるが、わしも北海道の林道で脱輪して車を乗り捨てたことがあるが、ありゃあ心細いことこの上なかった。2面には外務省が中国の横暴にまた負け、密取引に応じとった記事が掲載されとる。今になってへたれ政府、亡国外務省の国辱ぶりには驚かんが、すでに我が国は中国の属国やないか。5面には酒巻俊介先輩の写真が掲載されとる。酒巻先輩は産経の国会詰めで国会内の選良センセイ方の税金泥棒振りに目を光らせておられ、今回も「防衛相炎上」というタイトルで田中防衛相が携帯電話のモニターに目が釘付け、答弁なんか耳にも入ってないシーンである。同じ5面には石原新党がらみでわしの地元の石原伸晃自民党幹事長の親子対決を前にした心境が「真田幸村の心境」はおもろい。まあ現民主党閣僚の中には真田幸村知らんセンセイおるか・・・結構おるで、信じたないが。わしの連載の横は恒例の「10年前のきょう」ではまた小泉元首相の写真、しかもあの川口順子元外相の外相就任会見で握手しとるカット、川口元外相は勝負服がブルーやったはずやが、この日は緑のスーツ、外相就任のいう晴れの日に緑ということはこの会見投げとったんやのう。