写真展 生きる 東日本大震災から一年

写真展 生きる 東日本大震災から一年
■主催公益社団法人 日本写真家協会
■期間 2012年3月2日〜15日
(10時〜18時、木金20時まで、
最終日14時まで)
■場所 富士フォトギャラリー新宿
(新宿区1−10−3 
太田紙興新宿ビル1F)

写真展の告知というのもあるが、わしの個展なんかよりよっぽど大規模ななんちゅうても写真家協会主催の会員の先生方が東日本大震災を記録された作品の写真展である。同時期に新潮社から同タイトルで出版されるらしいが、この題字は写真家協会の田沼会長直筆、解説は伊集院静先生というB5版上製 2800円(税別)の豪華な写真集。被災地の写真家を中心に編纂した珠玉の記録とあるが、わしも東京から取材に行ったが、一枚提供させていただいた。近い将来の復興への希望が見える作品という協会からのご希望であったが、チラシやDMに掲載されとる作品は権利やいろいろあってアップでお見せしたらちょっとまあなんやけど、結構震災発生直後の生々しい記憶を思い起こされる作品もあるが、まあ写真展にお越しになって直接作品をご覧になられ、かつ写真集をお買い求められ、この悲劇を決して忘れさせないでいただきたい。写真展は震災発生から一年を機に東京から開催される。かつての銀座のフジフォトサロンが新宿に移った。銀座のサロンはひときわ広かくわしも卒業制作展で出展して以来である。わしも顔ださないかんが一周年で東北行きっぱなしやろうから最後のほうになんとか見たい。せやけど出展作家によるギャラリートークと写真集即売サイン会も会期中随時開かれるからそちらの時期におこしになられたほうがええ。被災地の方々もご覧になられるよう東京のあとは仙台でも開催される予定らしいから東北の方々はそちらの機会のほうがお近くて便利であろう。