Jシップス 47号(2012年冬号)

Jシップス 47号(2012年冬号)
■発行イカロス出版
■定価 1500円(税込み)

本号では大スクープを見開きカラーでドカーンと紹介された。なぜか一般誌では産経新聞社の月刊誌「正論」で紹介されただけのZ(ズールー)旗を掲げたイージス護衛艦「ちょうかい」を米海軍のシーホークから順光面舵側と逆光取り舵側から撮った。詳細はちゃんと買ってから読もう。読んだあとはきれいに切り取って額にいれて、毎日拝んでもよいが、まあそのうち良心的な出版社からポスターなりカレンダーが出されるやろうから、それまで待ってもよい。くどいようやが、わしだけやから。この歴史的カット押さえられたのは。本号にはこの大スクープの見開きの他護衛艦「きりさめ」どころか日本の軍艦戦後初の中国青島の入港の詳細がカラー3Pに渡って紹介されとる。中国大陸には現共産党政権下では行けんはずやったのが、まあいろいろあって行けた。しかも1週間という短期間とはいえ報道ビザで。まあ詳細は本誌買ってお読みくさい。ほかには大笑いのエピソードや日本人にとっては不愉快きわまりないトラブルもあったんやが、そこはミリタリー専門誌、なかなかページもなく、そこは追って媒体考えながら発表させていただくつもりや。他には柿谷哲也氏の撮影、記事でジブチの海上自衛隊航空部隊、水上部隊、活動拠点が6Pに渡って紹介さている。ジブチの部隊は柿谷氏に先立つこと2年前わしも取材したがそん時はまだ日本部隊だけの活動拠点はでけてなかった。商戦を護衛する水上部隊の過酷な任務を物語るように艦体はさびが浮いたままのまさに貫禄のついた姿であったが、本号の表紙にもその「さみだれ」が表紙になっている。1998年にはハワイ沖でまだ新造艦だった「さみだれ」が対艦ミサイル「ハープーン」を発射するわしの代表作が撮れたが、あれからこの傷だらけの勇士は格段の差と年月も感じさせられた。