正論 2012年4月号

正論 4月号
■発行産経新聞社
■定価740円(税込み)

今回の連載は現在も続いていると思われる経済産業省前というか敷地内の反原発テント村。ありゃあいつまでつづくんや。週刊新潮によればこの寒空である。夜間はカセットコンロ持込酒盛りやっとるという。いやあわしは何もテントで酒飲むなというてないで。飲むンやったら家で、屋台で酒場で飲め、まさか居酒屋「経産省」開店したんとちゃうやろな。ここには福島の人なんかほとんどおらん。なかには反捕鯨団体みたいなメッセージあるわ、赤旗振り回す活動家もおる。この方々の特徴はガキをだしにするとこである。「子供たちを殺すな」のメッセージはええとしてこんな寒いとこ連れてきて学校行ってないんかいな。他には「緊迫怒涛のイージス艦出撃」がおもしろい。著者はもと2等海佐でイージス艦の航海長だった伊藤祐靖氏。麻生幾著の「奪還」のモデルとなった方である。「海自初の実戦はかく始まった」とサブタイトルにあるとおり一触即発の緊張感丸出しであるが、なにかほほえましいチームワークも描かれている。しかしなんちゅうても元最強イージス艦のナブ(航海長)だけにリアルでデティールまですごい。しかしおとろしい・・・あと白黒グラヴィアの「日本の皇室、世界の王室」は参考になった。