思わず聞いてしまいました!! 活字版 

思わず聞いてしまいました!! 活字版
■著者プチ鹿島 居島一平
■発行(株)スコラマガジン
■定価1300円(税込み)

すごい、帯に何の脈絡もなしに帯にシャブでぱくられた巨乳女優の写真が驚愕しとる。本書は著者のお二人の芸人さんが新宿のライブトークショーのメッカ、ロフト・プラスワンにすごいゲストをお招きしてくりひろげられたトークショーをまとめたもの。わしも勝谷誠彦氏の後にお座敷がかかりおじゃました。ちょうど東日本大震災取材から帰京した直後、たしか高速から車で新宿で降りたまんま直行でロフト・プラスワンに駆けつけたからかなり予定より早く着いてしもうて、皆をあわてさせてしまった。調子に乗ってウオッカあおったため帰りは代行を頼むはめになった。代行は地方では結構頼むのやが、都内で頼んだのははじめて、あれけっこう高いで。タクシーのが絶対安い。地方みたいに10キロ以上頼むのやったらわからんが・・・。主催された著者2人とはもちろん初対面やったが、まあお二人とも政治、社会、風俗、スポーツと教養深い。特に失礼ながらまったく畑違いの政治の世界に精通されているのには驚いた。クイズやバラエティー番組でもうどうしようもないアホばっかしの芸人ばっか見てきたから、失礼ながら感心した。特にプチ鹿島氏、その後勝谷氏の出版記念宴会でも再会したが、小柄なのであえてそんな芸名にされたんやろうが、この方新聞全紙に目を通されている。下手な自称ジャーナリストよりするどい。芸風なのか高学歴を隠されてるが、政界の動きにまで詳しい。まあわしの前に河野太郎センセイとのトークショーをされたせいもあるやろうが。さてわしの出とる部やが、みだしに誤植見つけてしもうた。もちろんゲラ見たんやが、見出しまで目が届かんかった。「自衛隊が東北から帰ったさきの沖縄でバルーンあげて邪魔されたという」これ。モチロン正しくは海兵隊。ごめんなさい。ほかにはあの山本太郎から上祐史浩まで、帯にあるとおりほんとにヤバイ人から、村西とおる監督から戸塚宏氏まである意味やばい方までようこんなメンバーが集ったもんである。もうわしが常識あるサラリーマンの父親に見えるほどである。これだけすき放題言えたらある意味爽快や。まあ読んだほうがええぞ。