産経新聞 7月19日号

産経新聞 7月19日号 産経新聞 7月19日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円

今回の連載は今話題のオスプレイについて述べさせてもろた。ほんまになんでまたわしの連載の時に、一面に首相資金団体のの虚偽記載という大スキャンダルが掲載されとるんや。野田首相のゼニのスキャンダルは週刊文春誌上にも大スクープが掲載されたが、なんでこんな政治家に消費税あげられたあげく食わせてやらないかんのかと情けなくなるで。わしの連載のすぐ横には毎度の「10年前の今日」今回はあの堀江謙一さんの10年前の写真でヨットの上で赤い日本の旅券をかかげている瞬間。かの現東京都知事の弟でもあった石原裕次郎が不釣合いな関西弁の独り言を全編くりかえす映画「太平洋ひとりぼっち」のモデルの当時23歳の堀江青年は40年前はアメリカヴィザどころか日本の旅券すら持っておらず密入国だったのはあまりに有名な話。今回10年前のときはその結果日本の真っ赤な旅券を堂々と掲げサンフランシスコに入港した。比較するのはあまりに畏れ多いがこれ猫ひろしやったらカンボジア旅券を掲げるんやろうが、カンボジア国籍はアメリカヴィザややこしいぞ。ほかには国学院大学の大原康夫教授の「男系維持と相容れぬ女性宮家」の論文も勉強になった。大原先生とはパーティーなどで時々お会いしたり公園を拝聴したりさせてもらとるが、その歴史の知識に毎度みずからの不勉強さを恥じるばかりである。あとは一面にシリア国防省爆殺の記事。じつはわし今アフリカやがこれから中東に向かうよていやが、どないしょ?さらにほかにわしの連載と同じページで恐縮やが東大の本村凌二名誉教授の「ジョージ6世」ノオピニオンおもろい。かのアカデミー賞作品賞、主演男優賞をゲットしたことでも話題になった「英国王のスピーチ」の実話の主だったジョージ6世は「王位か恋か」で結局不倫にはしったヘタレ国王のおかげでたまたま王位の座についたなんて、まるで兄たちが死んで紀州藩主になってもろたら8代将軍にまでなってもろた暴れん坊将軍徳川吉宗みたいなもんやったとは・・・それにしても「シンプソン夫人事件」以来やたら不倫で国民を心配させる英王室と違い日本の皇室はそんな心配はないのは幸福やが。