週刊現代 10月6日号

週刊現代 10月6日号
■発行(株)講談社
■定価400円(税込み)

「フライデー」の禄を離れて早20数年、久しぶりである。講談社の発行する週刊誌にわしの写真が掲載されるのは。いや「フライデー」時代も9ページももらったこと一回もなかった。しかも巻頭カラー。まあこれは来月5日に現代を発行する同じ講談社から出るわしの写真集の前撃ちという側面もあるやろうが。当然写真集の宣伝にも貢献してくれるやろうから、原稿料はいらんし、取材費もかかってないが、次の新刊写真集も、本号の9ページも構成してくだっさった伊藤氏が持ち込まれた企画でわしはたいしたことしてない。しいていえば写真セレクトが・・・大変やった。1週間は写真捜し。おのれが撮った写真を10000カットは見つめ、選びに選び、キャプション、解説はアフリカ、中東への海外出張中一ヶ月はかかって仕上げた。伊藤氏とはあの「幻の写真集」といわれる初代「自衛隊レディース」を世にだしてくれた頃かのお付き合いで、最近はカレンダーを担当してくださっている。掲載写真はほとんど写真集にも掲載されているので本号をご覧になられたら、写真集のクオリティーも予想できようもんやから、ぜひ本号もお買い上げのうえ、写真集もなにとぞ買ってね。本号ほかには実話誌でおなじみ「歌舞伎町24時」が同じカラーグラヴィア4ページで、袋とじは「日本女性の外性器の詳細測定」しかし今は一般総合誌でここまでばっちし陰毛だしてもええんか・・・写真家加納典明氏が警視庁にひっぱられた時代からみたら隔絶の感があるが、なんちゅうてもまたカラーグラヴィアの「最新版VOWの世界」サブタイトルにあるとおり、「爆笑」もんや。さすが「元祖」とあるだけに充実してしとるが、こちらも宝島社から出版される単行本の宣伝やが、わしの写真集もまあ「爆笑」写真はないが、卑屈になる自虐史観は一切ない気分がよくなるから、お忘れなく・・・