産経新聞 9月13日号

産経新聞 9月13日号 産経新聞 9月13日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円

今回の連載はウラジオストクで開催されたAPECでのわが「なまず首相」の非礼韓国大統領に対する卑屈な態度について述べさせてもろた。ほんまは締め切り当日自殺したと思われる松下前金融相について書いた原稿と2種類用意させてもろた。タイミング的には松下金融相なんやが、なんでかなまずと非礼大統領のこの原稿が選ばれたんやが、発売までの間に尖閣諸島に中国がちょっかいだしてくるわ、大陸で反日暴動が引き起こされるわ、とんでもないことになりつつあり、ちょっと間延びした感があった。一面トップには橋下大阪市長が国政に進出するため「日本維新の会」を立ち上げた記事。その下にはリビヤでの反日ならぬ、反米暴動で駐リビヤ大使が殺害された記事である。一国を代表する大使がぶち殺されたのである。しかもアメリカの。世が世なら、時が時ならりっぱな開戦の口実になるが、原因がイスラム教の預言者を侮辱した内容の短編映画がアメリカで製作され、いちぶが上映されたからというから、アメリカもうかつな対応したら、世界中のイスラク国の大使館が襲われかねん。とはいえ表現の自由の最先端が売りの大国が自ら映画の製作や上映を禁止できん。しかしイスラム国の暴動より、中国大陸の組織的反日暴動のほうがよっぽどたちが悪いことを中国以外の世界の人が知ることになった。なんちゅうても中国人の辞書には礼節も節度なんていう言葉はない。ただ暴れたいだけ、その対象が日本人や日本商店やとどんな略奪でも殺戮でさえ許されるからである。まあ中国人の私利私欲を満たすため日本人を犠牲にして、それを喜ぶというイスラム教徒からしたらとても同列にされたら許せんただのあほどもやったのである。