フライデー 10月19日号

フライデー 10月19日号
■発行(株)講談社
■定価400円(税込み)

ほぼ四半世紀ぶりにフライデーに写真掲載された。もっとも昔のスクープで「竹下景子さんの入浴シーン」などは毎年のようにスペシャル版で掲載されとるが、巻頭4ページにしかも新しい作品をこんなにゴソッとは四半世紀ぶりというか初めてである。というものの、本号もわしの写真集の宣伝も兼ね、尖閣沖波高しのタイムリーなタイミングのおかげである。お国の一大事にその一大事を商売のチャンスに利用しとるみたいで、はなはだ恐縮やが。写真集ともに編集も、「週刊現代」同様、シーライツの伊藤氏が担当されたが、なんでわしのコメントはいつも妙な関西弁になっとるのであろう。報道写真やったら、発言の信憑性持たせるためにもまっとうな日本語のほうがええ気がするが。やっぱ同じ講談社から写真集出した宣伝、援護射撃の意のほうが強いからやろか?それにしてもフライデーの禄を離れて四半世紀、ずいぶん変わったもんや。アッ、でもロゴはわしが専属カメラマンやってたときの「ダミー版」のときのロゴに戻っとる。このロゴは懐かしい。そんなん知ってましたあ?今の記者さん、カメラマンさん?あの時は先発の「フォーカス」が築いた「1週間の出来事を一枚の写真で見せる」の基本コンセプトを後発のフライデーも踏襲したから、基本ひとつのネタに見開き写真1枚やったが、いまはぎょうさん写真掲載している。売り上げやさまざまな事情があるんやろうが、カメラマンとしてはやっぱ見開き一枚のほうが魅力である。他には巻頭の「北朝鮮美女図鑑」というタイトルで特集組まれてるが、「美女図鑑」というタイトルは週刊文春のこれまた四半世紀は前から現在まで続いている巻頭カラーグラビア「原色美女図鑑」の専売やと思うていたが・・・まあ原色という二文字がないからええんやろな・・・