ストライク アンド タクティクル マガジン 2013年1月号

ストライク アンド タクティクル マガジン 2013年1月号
■発行(株)SATマガジン出版
■定価1680円(税込み)

本誌を発行しているSATマガジン出版が発売しているDVD「弾丸貫通」の第3弾に登場させていただいたが、その前うち宣伝ページの「特報」に名前だけやが紹介された。各界の射撃、ミリタリーの専門家の末席を汚させていただいたにもかかわらず、超豪華解答者として紹介され、恐縮である。DVDはわしも「銃弾貫通 1,2」は観させてもろうたが、各種の銃、銃弾でこんなしょうもないもんを実弾で撃つんかいな・・・とばかばかしいかったが、結果はえっ?ほんまかいな?と意外な結果に思わず見入ってしまい、好評やから第3弾まで作られたのであろう。実弾、実銃を使用して紙標的意外のものを射撃する以上実験はもちろん日本でなくグアム島でロケされたが、その各種実験、実射の予想を各専門家が試み、点数まで付け、合否まで決めてしまうという、専門家にとってはメッチャ怖い企画であったが、ワシは別にミリタリーの専門家やないので別に何点取っても怖ないが、射撃を趣味とし、年間1000発近く実弾ぶっ放すからにはあんまし低得点はみっとないということで、全力で挑戦した。及第点は70点。グアムでロケして解等はその実験ロケ映像を東京で観ながら行った。それにしても難しかった。目玉はキャリバー50、12.7mm弾をぶっ放すバーレット。これでフライパン30枚ぶち抜き貫通できるかとか、あとはなんと我が国には実銃がほとんど存在しない南部14年式と現在に至るも最も美しいといわれるルガーP−08との貫通比較実験。わしも14年式の実銃発砲シーンはビデオとはいえ初めて観た。14年式もルガーと似た形状やが機関部は全くちがう。ルガーは尺取虫といわれるドグルジョイントというけったいなルガーオリジナルやが14年式はモーゼルミリタリーのように機関部内部の遊底が外部に飛び出るタイプ。まあそんな激レアの我が国を代表するような美しい拳銃が新品でしかもグアムにめぐってくるとは・・・もったいない・・・他には「ヘリからのフルオート射撃」というのも興味深かった。映画ではよく見るシーンやが、へり搭載の機関銃でもない限り、まず当たらないというのが、確認できた。もちろんフルオートで大量にばら撒かない限りであったが。