フォトコン 2月号

フォトコン 2月号
■発行(株)日本写真企画
■定価1260円(税込み)

長い歴史を持つカメラ専門誌とはわしは縁が薄いが、このたび齋藤康一先生の本誌連載「写真家たちの肖像」(先輩・後輩・仲間たち81回)に拙宅「不肖庵」を紹介せていただいた。この連載は写真集も写真集にもすでになっており、今回のお話も恩師の木村恵一先生が齋藤先生にご紹介してくださって、拙宅までお越しになられるに至った。そうですか、すでに81回目というたら、6年以上連載続いていることになる。それにしても拙宅の自称書斎を林忠彦先生の代表作「坂口安吾」みたいというのはお恥ずかしい限りである。齋藤先生は意外と軽装な機材でフットワークよくあっという間に取材を終えられた。本号にはほかには桃井和馬氏と石川梵氏も紹介されているが、拙宅が一番写真家らしくなく、貧乏くさい。事実いまだ築30年の借家やし。かわって本誌を出版している同じ日本写真企画が発売中の「一生懸命フォトグラファー列伝」も広告ページで紹介されている。広告によるとこちらはハイアマチュアのフォトグラファーの列伝という。著者は神立尚紀氏。わしと出身ゼミは違うが、一年後輩。フライデー専属カメラマン時代も短い間だが、ともに働いた間柄やが、その後はライカの解説本や、帝国海軍時代のパイロットのインタビューをまとめられたり、作家として活躍されている。ほかには先日わしが失敗こいた「ダイヤモンド富士」の撮影方法を倉持永先生が解説されている。わしも事前に読むべきやった・・・