産経新聞 3月14日号

産経新聞 3月14日号 産経新聞 3月14日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円(税込み)

本連載もこれで最後、ラストはなんでかモノクロ印刷、東京版だけやろか?さてと半年ぶりにしばらく東北暮らし、その間感じたというより、さっぱり目にしなかったことについて、本連載で述べさせてもろた。それにしても半年見なかっただけで、東北の被災地のなかでも変わったとこ、変わらんとこ地域差が拡がっていた。沿岸部の宿も2周年の3月11日までにぼちぼち営業再開しだしたが、どこもいっぱい。11日の夜からはあっさり泊まれた。これ以降も東北出張がつづいたが、なんなく飛び込みでも泊まれるようになっている。かわって福島磐木のスパリゾートハワイアンズには11日以降もぜんぜん予約がとれんかった。めずらしくわしの連載掲載日に大きな事故も事件もなくなによりであるが、一面には「TPP交渉 自民容認」がトップに。あれほどTPPに反対していたセンセイが多い自民党が党あげて容認かいな。わしはTPPには商売柄も個人的にも利害関係ないので、なんとも言いがたい。あちらをたてれば、こちらがたたず、とはいって指をくわえてやりすごしていたら、取り残されるかもしれん。ややこしいのう。ほかには越山会事件での高裁判決が一面と最終面に、親玉の小沢一郎代表の無罪確定したのに、秘書3人は有罪。親を見る目がなかっただけ・・・では納得できんか。わしも秘書のうちの一人石川知裕被告とは昨年大阪のテレビ局の喫煙室でばったり会って、自己紹介してほんのちょっと話す機会があったが、地元が北海道足寄、鈴木宗男氏とおなじ日本一広い町として有名やが、わしも毎年鹿狩りで訪れることもあり、そんな話から始まったが、頭の回転が速い人やなあよいう印象であった。そうかいな、有罪になったら、衆議院議員も辞めさせられるは、公民権も停止、立候補も投票もできなくなる。小沢代表はきっちり面倒見てくれとるかというと、著書「悪党 小沢一郎に仕えて」を出版してからはさっぱり連絡ないという。