正論 4月号

正論 4月号
■発行産経新聞社
■定価740円(税込み)

今回の連載はオスプレイ搭乗の感想である。詳細は本号を一読していただくとして、まあ意外とコンパクトで堅牢という第一印象であった。アメリカ、カリフォルニアで5フライト、砂漠の離着陸から洋上飛行までさまざまなフライトであった。その後も普天間で飛びはせんかったが、じっくり見せてもろた。あの速度と航続距離はすごい。沖縄で言われているほどうるさくないし。オスプレイより中国大陸から降ってくるPM2.5のほうがよっぽどやばいぞ。それに北朝鮮が原子炉再稼動始めるらしいが、なんで反原発活動家は朝鮮総連に押しかけんのや?我が国の原子炉は発電のために稼動するが、北のは核弾頭作るためやで。そっちのほうがごっついやばいやないか。ほかにはカラーグラビアのこれまた沖縄の海兵隊の特集。わしも海上自衛隊の小月、鹿屋両基地でディチング トレーナーで緊急着水脱出訓練を受けたが、沖縄の海兵隊基地にはあの輸送ヘリバージョンがあったとは知らんかった。あれはきつかった。2000年に最初に鹿屋基地でやったときはわしの前に厚木基地の救難隊が訓練受けていたが、救難の猛者が深っかい水槽から浮き上がるなりゲボゲボ、あれ目の前で見てびびりまくり、首まで水面がせせりあがってきただけでギブアップしたぐらいである。あの鹿屋よりでかく深い水槽が沖縄にあったとは・・・さらにほかには表紙にも刷られている野口健氏らによる対談「それでも体罰は必要だ」はわしもひざを打った。野口氏はわしも直接お聞きしたが、ロンドン時代はそうとうやんちゃとご自分で言われていた。その結果信頼すべき恩師にめぐまれたとこの対談で認められている。