ホビージャパン ムック463 
最前線 尖閣・沖縄 自衛隊・アメリカ軍全戦力

ホビージャパン ムック463 最前線 尖閣・沖縄 自衛隊・アメリカ軍全戦力
■発行株)ホビー・ジャパン
■定価1200円(税込み)

表紙の副題に「離島侵略!日米は守れるのか!?」とあるとおり、昨今の中国による我が国尖閣諸島への挑発、領空、領海侵犯事案の連続でその防衛また占領されてしまった後の奪還作戦に俄然国民の関心が高まったことにつけて、緊急出版されたムックである。表紙にはゴラン高原、サマワでわしもいろいろ世話になった佐藤正久参議院議員の写真があるように「ヒゲの隊長」に「尖閣諸島、どう守るべきか」について6Pなわたって緊急インタビューの記事も掲載されている。ホビージャパンの取材クルーとはカリフォルニアの海兵隊基地キャンプ・ペンヅルトンやサンクレメンテ島でともに取材していたが、なぜかわしもその際の写真の提供を求められた。本書でもわしらが取材していた日米共同訓練「アイアン・フィスト(鉄拳)作戦」の特集が随所にわたって掲載されている。それにしてもこういったミリタリー作戦に専門誌の方がごいっしょされると、助かる。わしのようなシロートに毛が生えたぐらいの知識や情報とちがい全く違った興味や角度から取材され、こちらもおおいに勉強させられた。本号でわしが提供した写真も海兵隊のANGLICOという海兵隊のなかでもかなり特殊部隊の色合いが濃い部隊と陸上自衛隊西部方面普通科連隊の共同作戦の際のカットであった。このANGLICOの存在、その任務など当時も当然知らんかったが、現地でご親切に解説を受けたので、一般誌ではちょい掲載は無理やろうけど、念のため押さえていたのである。まあANGLICOの正式名称やその任務の詳細は本号をお買い求めのうえお読みいただくとしてもや、このANGLICOと陸上自衛隊がともに訓練するというだけでかなりすごい進歩なのである。ANGLICOは海兵隊のなかでもフォース・リーコンほどやないしてもかなりのエリート部隊というのである。