産経新聞 6月20日号

産経新聞 6月20日号 産経新聞 6月20日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円

今月の連載はたまには我が国の安全保障の直接の危機は離れ、日本の政治家の最近の傾向、まあはっきり言うたら、劣化に苦言を呈させてもろうた。この際にも本紙誌面でも言わせてもろうたが、前の民主党政権の閣僚を見るまでもなく、ここ20年で日本の政治家は確実に劣化した。政治家というより、政治屋、世界に出して日本の恥を広めてるような、権力の亡者ばっかし。国会がなんでこないに、少なくともわしより低ノー、無責任なアホばっかしになったかというのをわしなりの勝手な分析をさせてもろた。しかし実は四半世紀前からわしが学生時代から本連載にあるとおり、政治家が演説が下手になっていると指摘されていた。そう言っていたのはわしの処女写真集にもなった大日本愛国党の故赤尾敏氏。赤尾氏は戦前から毎日辻立ちしてたから、めちゃくちゃ演説がうまかった。話題も豊富で幅広い知識とするどい分析力から若者からお年寄りまで分かりやすい話し方でなにより強烈なだみ声で聞くものを引き付けた。当時まだ開催されていた立会い演説会も聴衆は赤尾氏の演説が終わるまで席を立とうとしなかった。残念なことにその人気が直接票にむすびつかなかったが。今も存命ならほうれ自分の予言したような社会になっただろと喜ばれた・・・いや嘆かれたやろうな。本産経新聞はこの日でもって創刊80周年を迎えたと一面にも社説にもあるが、その記念すべき日にわしごときの連載が掲載されるとは・・・100周年のときはわしはかたぎになっとるか、いやこの世におるかどうか・・・その80周年の一面トップが橋下徹大阪市長兼日本維新の会共同代表の辞任か。まあ都議選の結果はわしはアメリカにおったから、向こうで知ったが。