コンバット・マガジン 8月号

コンバット・マガジン 8月号
■発行(株)ワールドフォトプレス
■定価1000円(税込み)

久しぶりにミリタリ専門誌「コンバット」に寄稿させてもろうた。従軍取材でも。自衛隊装備でもなく、古式銃の射撃大会という純スポーツかつ日本の伝統取材で。古式銃いわゆる火縄銃自体貴重やがかつ実弾を射撃できるものはさらに貴重であるが、なんと国際大会まで開かれているのはあまり知られていない。国際大会は火縄銃を使用するのは同じやが、ルールはちゃんとインターナショナルやが今回の古式銃射撃大会はあくまで日本の伝統的銃術にのっとった射撃大会。当然衣装も羽織、はかま、鉢巻姿が基本。そう今NHKの大河ドラマでやっている「八重の桜」でもやっていたあの科学的根拠に基づいた伝統的射撃術による大会なのである。詳細は本誌を買って読んでいただきたいが、まあここまで凝るのかというぐらい参加者は気合いれまくりであった。ただ現在火縄銃を射撃できる射撃場が公安委員会指定してるのが非常に少なく、千葉、和歌山等ごくわずか。また「八重の桜」では標的は木板やったが、それじゃあ高くつくので、紙製。とはいえちゃんと古式にのっとって斜めに張る。また火縄銃は銃声が現用銃よりむちゃくちゃでかいので耳栓かイヤーマフ着用可。さらに火縄への点火はライターを使ってもええことになっている。他の記事、写真は最近の流行なのか、実銃よりエアガン等の紹介が多い。また衣装もカラフルというかファッショナブルなものが多く、タウンウエアーとしてもマニアばかりでなく一般のシロートさんの興味を引くような編集になっている。かくいうわしら稼業人もミリタリーグッズを仕事にあまた使っているのでミリタリー専門誌には目を通すようにしている。500mm以上の超望遠レンズはライフルをつるすワンポイントストラップやし、バッグも靴も軍用、ベストもタクティカルベストにしよかとも考えてるが、やはり重いし、これからの季節暑いから、やっぱニューズウエアが今のところベストか。それにしても日本のメーカーはすごい。こんな銃規制が厳しい我が国で人気モデルの拳銃から散弾銃から機関銃まで、はっきりいって実銃と同じいやそれ以上にきれいな製品がいっぱいである。部屋のインテリアに使ってもしぶいのう。