正論 8月号

正論 8月号
■発行産経新聞社
■定価740円

今回の連載はまたアメリカ取材や。若いときはアメリカとはとんと縁がなかったが、まさか1年で2回も西海岸に長期滞在するとは思うていなかった。しかもこんな仕事してなかったら、一生行くこともないとうあんな小さな町に。まあしかし今回はちいさいオーシャンサイドよりあのサンディゴにおるほうが長かったが。前回は冬やったが、今回は梅雨のない夏。暑すぎず、なのにずうとからっとした晴れが続いた。あんなとこ若いうちに行ったらはまって、日本帰ってあくせく働くのがあほらしなるのも分からんでもないが、まあそんなあほは別に帰ってこんでもええが、確かに気候はすごしやすい。この時期梅雨もないわ、日本の夏みたいに発狂しそうなほどではない。これで治安がよければ、もっとええとこやけど、前回も今回もやっぱ滞在中なにかがなくなる。誰がぱくったのか、どこで消えたのかはっきりせんいじょう、ええかげんなこと言えんが、たしかのことは、日本では絶対かえってくるということか。またオーシャンサイドは第1海兵遠征軍のホーム、キャンプ・ペンデルトン、サンディエゴは第3艦隊の母港がある。米軍将兵もホームではのびのび羽を伸ばしているように見えた。他には先月に続き、井上和彦氏の「自衛隊差別」の沖縄メディアの記事、沖縄の新聞もえぐいというか、中国資本になってしもうたんやのう。また西岡力氏の「この度し難き鉄面皮 朝日新聞の頬被り」の朝日もえぐいというか、沖縄のメデイアよりずっと前から中国資本を疑われとるからのう・・・あの計り知れないほど我が国の国益を損なった「慰安婦」の誤報をあいかわらず認める度量もないんやのう。いやあ認めたら朝日でなくなるし。