産経新聞 6月29日号

産経新聞 6月29日号 産経新聞 6月29日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円

先日 旧知の産経新聞那覇支局長から「沖縄 正論 友の会」にお招きくださった。アメリカ出張から羽田に早朝帰国、帰宅もせず、そのまま神戸、沖縄ともうふた飛びで那覇空港から外出たら、めがねが一瞬で曇った。3週間もからっとしたとこに身をおいといたから、梅雨明けの沖縄の蒸し風呂状態は身にこたえたよいうか、くらくらした。まあおかげで那覇支局長にご迷惑かけることなく、なんとか間に合った。日頃 沖縄の民にとっては耳が痛いことこいとるわが身としては吊るしあげられるのも覚悟していたが、左巻きの反米デモの動員には遠く及ばんものの、100名ちかい地元の衆から罵声を浴びることなく写真を見ていただいた。こちらもこんな機会でもなければ、見ていただけないというか、正論でさえ、とても誌面に載せられないといわれた沖縄のえぐいというか、目をそむけたくなるような写真を見ていただいた。撮ったのはこのわし、写真はまぎれもなく沖縄の民やから文句つけられようもないんやが・・・しかしそのときのが新聞紙面に載るとわかっとたら、「一寸さきは闇」やなんてタイトルやのうてもうちっと気の利いたタイトル考えたのに・・・一面には福島原発4号機のカバー内部取材の写真が掲載されているが、わしはいまだ原発内部の取材がかなわんまま。今日7月9日 吉田前所長が死去したという報が知らされた。東電による事故の責任は重大やが、吉田署長はわが身をけずりながら、事故に当たったといえるかもしれんが、事故の責任をまったく感じ取らん当時の日本政府の閣僚がふにはいまだ赤絨毯を踏んで今になって反原発をお題目にしとる、元首相の辞書には責任の二文字はないんやなのう。