産経新聞 7月18日号

産経新聞 7月18日号 産経新聞 7月18日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2950円

参議院選挙投票直前の入稿、発売の連載やからめったなこと書かれんし・・・と、自分では判断つきかねると「アシアナ航空機のサンフランシスコ空港での事故」と「ヘイトスピーチ」と言われるデモについての原稿も計3点用意したが、結局福島第一原発の吉田所長の死亡についてのが紙面に載った。わし的にはアシアナ航空機の事故のほうがタイムリーやったんやが・・・どっちにしろ発売も参議院選投票、開票前やから選挙については触れることはできんかったが、結果はもうおおかたの日本人の予想通りになってしもうた。他にはめずらしくわしの連載掲載日に大事件はなかったが、広島の16歳少女をはじめとする7人の男女による殺人、死体遺棄事件の進展が一面に。それにしても広島の少女というのもえぐいのう。自首した少女は事件発覚前の出頭やから情状酌量されるやろうが、あとになって出頭したやつらはそうはいかん。それを計算して最初に自首したとしたら、最初の16歳の少女も相当ワルということになる。警察も年齢が年齢だけに、起こした事件の重大性にもかかわらずいったんパイしてしもうたというから、めでたいのう。案の定その晩少女は逃走を図るも、家族が気づき、なんとか取り押さえたという話やないか。どうせ出頭まで、7人はない知恵搾り出し、なんとか罪が軽なるようは「バックレ会議」を重ねていたんやろう。それにしても嫌な言葉や。「マジ」やの「うざい」あげくは「バックレ会議」かいな。会議の議すらよう書けんやろうに、そんな言葉作って・・・さらに他には直木賞、芥川賞の受賞の記事が写真とともに掲載されている。今回は2人とも女性、該当者なしという回もあるというのに、2人とも女性か・・・わしも無謀にも小説に挑戦したろかいなと企んだことがないこともなかったが、今回の直木賞受賞された桜木紫乃先生のインタビューのお答えやないが、「小説の神様」は選ばれた人の前にしか現れんと早々に察し以後2度とそんな世迷言は頭に浮かばんようになった。