正論 9月号

正論 9月号
■発行産経新聞社
■定価740円(税込み)

今月の連載は参議院選挙前の入稿、投票、開票後の店頭発売という微妙なタイミングであった。こんなんで発売後の状況予想して入稿できるわけがないやないか。しかし本誌産経新聞が先月創刊80周年の記念すべき日にわしの連載が掲載されたが、「正論」は本号で創刊40周年を迎えたそうである。そんな記念すべき本号にわしの拙い写真が掲載されて恐縮しごくである。それでも今後日本の3年間を占う参議院選挙の月である。微妙とはいえ触れんわけにはいかん。こわいでぇ。というわけで締め切りを若干延ばしてもろうて、本連載に臨んだ。というても結果は本誌産経新聞が予想したとおり、もひとつというても菅元首相のお膝元、話題の東京選挙区で元首相が肩入れした反原発活動家の民主党前議員と民主党が一本化した公認候補ともども共倒れした。かわって漁夫の利をえたこれまた反原発活動家の元芸能人、えっぐいのう、主義主張がおなじでも、元日本の総理大臣が推す当時現職の参議院に元首相に代わって推す極左暴力革命集団が推す元芸能人が勝ってまうのである。ということは元日本の首相の影響力は中核派以下ということや。すっごいのう。まあ原発賛成にしろ反対でも、どっちにしろ、一票でも欲しいはずの候補者がぜんぜん立ち入らん、政党の街宣車がちかよろうとせん選挙区が我が国にあるのである。そこに行ってきたいきさつを選挙がらみで連載に掲載させてもろうたのである。他には裏表紙に今話題の映画「終戦のエンペラー」の広告が・・・わしも見に行こう。さらに他の特集では、「世界の反日メディア」もえぐい。まあ中韓では「反日」は国策でやっとるが、意外とアメリカメディアにも中韓の代理人が浸透しており、「反日」やったら、アメリカもエグイ。しかしこの特集の中の渡邉哲也氏の「海外発 日本マスコミの反日 自爆報道」にもあるとおり、実は「反日」報道は日本のメディアが一番長く、今もより悪質化、巧妙化しとるので、大きなこと言えんか・・・