産経新聞 8月15日号

産経新聞 8月15日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2,950円(税込み)

68年目の終戦の日に紙面にわしごときのバッタ・カメラマンの連載が掲載されるとは恐縮至極である。終戦の日ちょうどの掲載やと事前に知っとったら何も韓国のことなんかネタにせんかったんやが・・・この前日帰京して、8月15日は朝から靖国神社に取材に出かけていた。仕事とはいえ、正午には多くの参拝された方々同様、黙祷し英霊に哀悼の意をささげ、夕方仕事を終えて一般参拝させてもろた。朝も早うから靖国の杜に取材に出たのは、韓国の国会議員団がこの日にこの靖国神社に日本人の参拝者に対し嫌がらせに来ると聞いていたからである。結局日本の当局になだめられ、靖国の杜から離れたとこで結局やったらしいが、境内におったわしは全く気づかんかったが、朝日新聞や韓国のテレビはしっかり取材しとった。もし境内にはいってそんなことしたら、英霊のばちがあたるぐらいじゃ済まんかったやろう。それでも正午ちかくに爆竹投げ込んだやつもいた。結局民族派のお兄さんに見つかり、追いかけられたたが、逃げおおせよった。あの逃げ足はただもんやない。取材中、知人、友人にも少なからず声をかけられたが、その際この朝の紙面のことを聞き、恐縮したしだいである。一面にはエジプト暫定政府が前大統領のモルシ派を強制排除して多数の死者がでた、カイロ支局発の原稿とAPの写真が大きく占めていた。わしもあのアラブの春の取材をここカイロだけでしとったが、あの時辞任してすぐ逮捕されたムバラク元大統領がモルシ前大統領の身柄を軍が拘束したら、釈放されるとは・・・あの2年前は予想もせんかったが、エジプトがあれからしばらくは混乱するやろうということだけは予想できた。それにしても前大統領はモルシかモルシーかいな。産経新聞はモルシーになっとるが。それよりびっくりしたのは同じ一面の「A級戦犯の訪中希望」の記事である。驚いたで。記事は北京の時事通信が配信したが、毛沢東はA級戦犯で終身刑の判決を受けたが、9年後保釈された畑俊六元元帥の中国に招待しようとしとったというのである。他にも今村均、今村寧次元大将らなどの大物軍人も招こうと工作しとったというのである。それやったら今の中国共産党政府の靖国や日本人に対するインネンの根拠が無いやないか。しかもこの外交文書は北京で公開されたものなかにあったというから、今更なかったことにならんし、偽造されたなんていいがかりも通じんぞ。歴史を忘れた民族は韓国人だけやないわ。