週刊実話 9月12日号

週刊実話 9月12日号
■発行日本ジャーナル出版
■定価390円

実話のインタビューに初めて協力させてもろた。インタビュアーはわしの写真週刊誌時代から東チモール、パキスタン、サマワでも同じ現場を踏んだというか、パキスタンでは呉越同舟で同じ車に乗ってカイバル峠を越えようとして、パキスタン情報部にとっつかまるという貴重な現場もともにしたライターのかただが、なぜかインタビュアーのクレジットがはいってない。タイトルのイチロー論は一言口にしただけやが、最初の見出しが「竹下景子の乳首を激写」である。確かに写真週刊誌時代のわしの数少ないスクープに社会性があるものがほとんどなかった。写真展の告知までしていただき、恐縮である。週刊実話はアサヒ芸能と双璧をなす実話誌だが、わしはアサ芸とはかつておつきあいもあったが、実話とは今回が初めてのおつきあいとなった。時期は終戦の日の8月15日、靖国神社の取材で丸一日炎天下にさらされたあとであった。白黒グラビアにはわしも取材に行っていた今年の「陸上自衛隊総合火力演習」が掲載されているが、夜間演習まで取材する気合の入れよう。しかも写真はむちゃうまい。戦車の射撃ではファイアーボールを入れるのは当たり前、203ミリ砲の射撃では砲弾まで写しこんどる。しかしこのグラビアページもなぜかクレジットなし、若いカメラマンか社員カメラマンやからかいな?せっかくやから、クレジット入れてさしあげたら、カメラマンのやる気もでまっせ。