CPSニュース 2013年 9月号
Canon Professional Service NEWS Volume37

CPSニュース 2013年 9月号 Canon Professional Service NEWS Volume37
■発行キャノンマーケティングジャパン(株)
■定価無料

定価は無料だが、この月刊誌CPS、キャノン プロ サービス メンバーに対して送付しとるのやろから、プロサービス会員の年会費は払わないかん。いつも楽しく他のプロ写真家のきれいな写真は拝見させていただいている。大概パブリシティー権の発生せん自然や動物、スポーツが多く、いろいろややこしい報道写真にかかわるわしらは一切お座敷がかからんが、最期のページのキャノンギャラリーの写真展案内でわしの写真展「アサイメント」の告知を出してくださった。わしの写真展「アサイメント」もまあ失望させん自信はあるが、わしの後の前川貴行氏の「Animallandscape」もすっごいぞ。どうやって撮ったのかプロのわしらでも分からん。ナショナルジオグラフィック賞をゲットされることはある。さらに後の沼田早苗氏の「浅草ものがたり」もしぶいし、さらにあとの齋藤康一先生の「写真家たちの肖像」ではわしも齋藤先生に拙宅の前で撮っていただいたので、出してくださるやろか?齋藤先生からご連絡あったからだしてくださるんやったら名誉なことである。
他にプロのわしらに有益な知らせというか新製品の技術レポートも掲載されている。鳴り物入りでデビューしたEF200-400mm F.4 のことである。たしかにニコンではすでにあり、プロはとくにミリタリー系のカメラマンはキャノンはなんで200−400がないんじゃと文句も出ていた。わしも実物触ってみたが、あんまし肌に合わんかった・・・というより、120万以上って、キャノンで一番高いやないか、しかもニコンにまねできん1.4倍テレコンが内臓で、レボルヴィングでワンタッチで着脱可能ときとる。ワンタッチ一発テレコン着脱といえば、同じキャノンのMDレンズで1200mm F5.6という化け物レンズ使ったことが一回だけあったが、あれも1.4倍内臓やったが、コブみたいなでっぱりあってださかったが、この200−400は意外に目立たん。わしが600買うとき、キャノンに当分望遠の新製品は出んやろなと確認しといたのに、これや。しかしわしは買わんぞ。第一わしは300までは大概手持ちや。400以上でも空撮のときは手持ち。500以上ではほとんど三脚に載せる。そうなったら200−400の焦点距離のうち400近くだけ三脚が必要、このサイズ、重さからこのレンズはずっと三脚に載せっぱなしのレンズやから、200mmでも三脚ワークで撮らざるを得ず、機動力がた落ちになるからである。こんなレンズ手にしたらカメラマンがますます動かなくなる。