MAMOR マモル 11月号(vol.81)

MAMOR マモル 11月号(vol.81)
■発行(株)扶桑社
■定価530円(税込み)

かっての防衛弘済会の発行していたセキュリタリアンの後続誌マモルに久しぶりに協力させていただいた。今回は表紙にでかでかとあるように「自衛官だから撮れた自衛隊」誌上写真展の審査員としてである。ちなみに表紙はほんもんの迷彩服に2等陸尉の階級章が付いてるが、巻頭グラビアにも登場しているモデルさんやろか、吉木りささん。審査員はわし入れて4人、ただし報道写真家はわしだけ、あとの先生方はわしより若い、広告系、鉄道系などやから、当然選ぶセンスがわしとは全く違う。別にこんなんめずらすないで、よう撮れとるけど・・・てなもんも選ばれとると思えば、へえこんな見方するんかいな、みたいなもんも選ばれている。自衛隊が発行している季刊誌としては陸上幕僚監部が発行している「ARMY」にはわしも「フォト オブ ジ イヤー」で年に一回審査員を拝命し、ここでも紹介させてもろてるが、ARMYの審査員はわしも含めて報道カメラマン、しかもミリタリー系やから結構優秀賞がだぶる。またARMYが陸上自衛隊だけが選考対象やが本企画で応募された作品は陸海空3自衛隊の写真が対象であった。わしや他の先生方がどんな写真を選んだかは、本誌をお買い上げたうえ、確かめていただきたい。後半は本作品も含めた自衛隊の中で撮影を専門に仕事としている、ある意味わしら以上にプロである広報、記録のための撮影隊員のテクニックを隊員自身から講義、披露されている。ほかには那覇基地近くの「隊員ご用達のお店」の紹介はセキュリタリアンでもやっていたが、婚活ページで独身自衛官応募されとるのにはぶっとんだで。