産経新聞 11月7日号

産経新聞 11月7日号 産経新聞 11月7日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価一部100円 月ぎめ2,950円

今年も残り少なくなってまいりました。わしの連載も残すところあと一回か、二回かいな?まあオーラスということで、天皇陛下に畏れ多くも紙切れつかませた名前を出すのもけがらわしい、それでも我ら東京都民が選んだ国会議員のことをねたにした。これが紙面に載るときは、あのあほ、もっと調子に乗ってるか、きゃんというとるはずやから、遠慮なんか無用やと思うのやが、そこは毎朝家庭に届けられる新聞である。ゲラの際にもわしがお送りした原稿よりかなり表現がやわらかく、紙面に載ったのはさらにやさしく・・・というか、もとがわからんぐらい、よく言えば、最大公約数的、悪く言えば、薬にも毒にもならんようになった。わしの原稿では「近衛兵に斬殺」が「はりたおされ」に。「有権者に離婚を隠しながら、外にできた女を孕ました」あたりはごっそり・・・まあそれでもタイムラグあるから絶対大丈夫やったんやけどなあ。それでも念のため、半島の新しい法律「旭日旗禁止令」の原稿も用意したが、あっさり没になった。福島が危ないと東京どころか、フィリピンにまで逃げ出そうとしたやつが東京の国会にまじめに通うとるとも思えんが、あの二度と見たくも無い園遊会やが、わしは仕事柄何度も見返したが、あの手紙と称する紙切れを陛下に押し付けようとした瞬間、皇后陛下があいつの企みを察したように、陛下のひじをひかれようにしたように見受けられたのはわしだけやろか。その福島のお米を所望された陛下に対し、風評被害しか撒き散らしただけのあほがようも「知ってほしかった・・・」やと、参議院は解散ないから、あと6年間もわしらの血税はあれを養うのに使われるのかいな・・・。他には中国大陸で同時多発爆発か、それにしてもあの大陸で反政府デモや暴動起こるのは今回の山西省やウイグル、チベットみたいに辺境ばっかである。上海や青島みたいな沿岸部の大都市のデモというたら共産党おかかえの「反日デモ」だけである。中国人の大半を占める漢族が反政府デモを起こしたのは天安門事件が最後、それ以降現在まで北京や上海で「格差社会」だの「官僚腐敗」だので漢族の不満が高まり反政府デモが起こりそうになるとちょいと人民を脅しあげた上で、日系商店や日本レストラン、日本車襲って喜んで満足してしまうサイテーなのばっかである。今回の犯人もなぜかあっという間にぱくられたが、くさいで。さらに一面にはジブチの海上自衛隊の航空基地、もとい活動拠点を整備、拡充するという記事も掲載されている。わしもあんなアフリカの辺境ジブチに3回も訪れたが、3度目にはやっと航空基地もとい活動拠点に滞在ができたが、まありっぱなもんである。アフリカに大浴場まで作り上げ、富士山も拝めるのである。そのジブチの活動拠点を拡充して、アフリカ大陸、中東あたりの日本の外務官僚が嫌がってあまり行きたがらない地域に有事の際もここに常駐する航空部隊と陸上部隊を出動させると、内地から動くのより、はるかに早い、のは言うまでも無い。せやけどいくら富士山が見える風呂があろうと、基地内は日本メシが旨かろうと、家の外は世界一暑い灼熱の大陸である。ここでの長期滞在はきっついで。