ARMY(アーミー) 第64号2014年 春号

ARMY(アーミー) 第64号2014年 春号
■編集 発行 陸上幕僚監部広報室
■定価 無料

テレビドラマですっかり有名になった広報室であるが、こちらは航空幕僚監部でなく、陸上幕僚監部が編集され、わしが写真の審査員の末席を汚さあせてもろうた。今年もそんな季節になった。毎度のことながら誌名のARMYは陸軍でなく、ACTIVE REFANCE MORALE YEARINGというARMYとはくらべらえないほどむづかしい英語の頭文字からきている。ほんまにもうややこしいで。今回でもう5回目ぐらいやろか、このARMYで投稿されてきた自衛隊員による作品の審査してきたのは。今回もますますレヴェルアップした第一印象やが、同じく審査員の一人、福田正紀カメラマンは手厳しく、辛い点数をつけられていた。福田さんそんなにことしはレヴェルにムラがありました?去年よりうまくなってると思うえたんやが。今年の最優秀賞は残念ながらわしが選考されたもんからはえらばれなかったが、まあその名にふさわしい感動的な一瞬を捉えたものであった。わしが選んだ3点のうち、2点がワシが好きなヘリがらみの作品であったが、今回もそんなわしの趣向と関係なく写真の質からのみで選考させてもろうた。もちろん審査に公平を期すため、撮影者の所属部隊はなんとなく分かるが、氏名までは知らされない。で選んだ3点のなかの一点はきゅうちのでもある、第2師団のかた。しかもさらにこれまた旧知の仲である類瀬曹長の作品であった。くどいようやが、旧知の仲やから選んだのではない。ほんまに知らんかったのである。あまりくどいとかえってしらじらしく聞こえるからこれ以上言わんが。昨年まではこの「PHOTO OF THE YEAR」のご担当はずっと女性幹部自衛官でり、昨年同様片桐1等陸尉が担当されると思うていたら、なんと直前に教育のため一時陸幕を離れられ、ピンチヒッターに広瀬3佐が当たられたが、例年通りうまくおまとめくださった。