夕刊フジ　4月17日号

連載2回目は沖の鳥島の不幸な事故について。ところで沖ノ鳥島と南鳥島ごっちゃになってないか?どっちも住所は東京都小笠原村やけど、沖ノ鳥島は我が国最南端の島で定住してる都民はおらんが、今回事故の犠牲になった作業員の方々のように、島の上に立てた人工構造物にさらに建てられた3階建ての臨時住居されている方々はおる。かくいうわしも一度だけ行ったが上陸していない。南鳥島はわしはまだいってないが、見事な三角形の島。通称マーカス。滑走路もあり、海上自衛隊のP−3C哨戒機の定期便があり、定住してるのは自衛隊員のみ、滑走路の維持や気象観測、海上哨戒、などの任に当たっている。で、今回はこのネタと四国のお遍路のヘイト・ビラの2つのネタを用意した。2つ目のヘイト・ビラのほうがタイムリーで沖ノ鳥島のネタは腐らんから次週にまわしましょと2度ほどリコメンドしたが、最初に送らせてもろた、沖ノ鳥島のになった。その後半島では未曾有の海難事故が起こったのはご存知のとおり、事故は人災の様相を呈してきており、政権をも左右しかねん事態で事故後2週間以上たってもNHKでもトップニュースで、3度目の連載前にはヘイト・ビラは完全に腐ったため、2度と陽の目を見ることはなくなった。こんな大惨事があることなんぞ誰が予想できたか、まあこんなことはわしらの仕事では日常茶飯事、事件事故災害の発生で何日もかけた苦労が一瞬で水泡に帰すのは、何もわしらの業界に限ったことでもないか。一面は前回の連載のネタになったウクライナ問題というのも、まあちょっと先取りしすぎたかな?