おとなの流儀 Vol.7 一個人7月号増刊号

おとなの流儀 Vol.7 一個人7月号増刊号
■発行 KKベストセラーズ
■定価 720円(税込み)

わしの震災復興写真集「再起」を出してくださったKKベストセラーズの月刊誌「一個人」の別冊、増刊号である。表紙は和服美人が玄関で草履を揃えているところである。清楚で純日本人ねえちゃんの日本人のおもてなしだが、草履の柄がふたつそろうと日の丸になってるのに気がついたのはわしだやあるまい。という表紙からもわかるように本号の特集は「日本人の誇り」を考えるである。オールカラーのヴィジュアル誌やが、そのいっちゃん巻頭の5ページに拙著写真集「国防女子」から13カット16人の「国防女子」が登場している。うち1カット、イージス艦「こんごう」の魚雷員橋本美穂海士長の制服姿は写真集にも掲載されてない。また本田実里海士長綾野和子海士長は写真集以外ではあれだけいろんなメデイアで「国防女子」が紹介されながら初登場である。本号では「国防男子」「国防女子」の2冊の写真集ばかりでなく、ほぼ同時発売のDVD版も紹介してくださっている。ほかには「日本人の誇り」というだけあって、デジタル着彩とかいう白黒プリントに最新デジタル技術でカラープリントに換えるというようわからんがきれいなプリントでいまは亡き連合艦隊の艦艇や航空機を再現している。さよか・・・カラーやとこないに見えるのか・・・鮮明である。紺碧の海と空がまぶしい。特に悲しいのはレイテ沖海戦で撃沈寸前の軽空母「瑞鳳」の紺碧の海とくっきりコントラストを見せる飛行甲板のグラデーションに墨汁をたらしたような空爆のはてに発生した火災から立ち上がる黒煙である。ここレイテ島沖にはこれから70年後わしはヘリ空母型護衛艦「いせ」で訪れることができた。まさに70年ぶりに旭日旗を翻したわが艦隊がレイテ湾にはいったのである。さらにほかにはテキサス親父ことトニー・マラーノ氏のインタビュー、小林よしのり氏の頭山満の「大東亜論」とはなにか、櫻井よしこさんお薦めの御著書、田母神俊雄氏とデビ夫人の対談も掲載されているが、特に井上和彦氏の「世界は日本軍にありがとうと言っていた!」はまあ世界の常識なんやが、昨今の中韓の反日プロパンガンダのせいで、何の歴史的証拠もない悪意丸出しの「慰安婦像」やの「南京虐殺記念館」やのばっかが海外で一人歩きしてしもうてるが、日本軍は戦時中も派遣先でええこともたくさんやっとるのである。現に朝鮮半島の鉄道も学校もみーんな日本がつくってやったのを、そんな我が国の好意もみーんななかったことにしたばかりかさらに我が国からタカリ続けるためにあほらしい歴史捏造を続けているだけであるのがよう分かる。さらにほかにはわしも海外出張中読んだ百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」のモデル出光佐三の漫画も掲載されているが、いっちゃんラストのアフロから貸し出し写真だけで組んだ「脅威!昆虫エイリアンの世界」まあすごい写真やけど、ここまで鮮やかやったら気色悪い・・・と見えたんはワシだけやろか?