夕刊フジ 8月7日号

夕刊フジ 8月7日号 夕刊フジ 8月7日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価 140円(税込み)

今回はちょいと古くなったネタとはいえ社民党の偽善ポスターについて述べさせてもろた。まあ腐りかけたというか、そのうち国会議員がいなくなる政党やから腐りかけのネタでじゅうぶんやろ。これはわしも最初感心した。いっつもアジビラみたいなポスターや「憲法守れ」やの「子供たちを守れ」だのもろ左巻きのスローガンしか考え付かん教条主義者にしたら、ちっとはましやが、結局何が言いたいのかはちっちゃい字にある。「集団的自衛権にNO」集団的自衛権行使できんかったら逆に日本の同盟国にこういうガキが増えるかもしれんというのに、なんで左巻きのかたがたはこういった思考回路に陥るんやろ?予算節約したつもりなんか、このモデルのガキは党員のガキやという話である。まあこのガキが大きくなったときにはもう社会党も社民党もなくなっとるやもしれんが。他には一面にはSTAP細胞の共同研究者の笹井氏の自殺問題。わしは母がいまだ難病にのたうつってるという極めて個人的な理由から、STAP細胞の実用化を一日千秋で待ってる身であるから、なんとか小保方晴子氏はじめ笹井氏研究者にはがんばってほしいと今も思う。笹井氏の自殺の直前NHKが神戸で小保方晴子氏に執拗な取材をかけたことは笹井氏の自殺と一切関係ないとばかりに、この自殺のことばかり放送し、強行取材に対する一切の弁明も、もちろん謝罪もなかった。わしは別に執拗な追っかけや、強行取材が悪いというとるのでない。パパラッチの何が悪い。せやけど天下のNHKはこういう週刊誌報道をことごとく下に見てきた日本最大のテレビ局である。しかも相手は強力な弁護団を代理人に立てたとはいえ当時は31歳の女性研究者一人である。ちょっと取り囲むには人手出しすぎやで。もうちょっと目立たんように泳がしたほうが、いろんな情報あつめられるぞ。週刊新潮がやったように。それに女性トイレに逃げ込まれ、なかにも女性記者送り込んだやて?これがみんなホンマやとしたら、週刊誌報道を2度とばかにしたらあかんで。そういえば耳が聞こえるのに、全聾の作曲家「現在のベートーベン」として思いきりよいしょしたのも、今回小保方氏に強行取材かけたのと同じ番組「NHK特集」や。女一人には強いけど、インチキ作曲家相手やと取材甘いのう。ちなみにそのいんちき作曲家の化けの皮剥いだのも週刊文春、週刊誌報道やで。他には花田紀凱さんの「天下の暴論プラス」・・・今回の「WILL」の表紙「朝日を読むとバカになる」この見出し秀逸ですわ。週刊文春編集長時代からまあ見出しだけは編集者の専権事項と譲らなかったというより、センスおましたな。おかげでカメラマンのわしも自分の写真に陳腐なタイトルやキャプションつけられたら怒るでえ。まあ「そんなんわしの写真見たら分かるやん」みたいなキャプションつけたがる編集者ほど「口は出すが、ゼニ出さん」タイプ。しかも最近は優秀な若いのほどIT業界に流れ、次にテレビ、新聞、出版とながれてくる。広告業界はあいかわらず、縁故優先は変わらんが。