月刊 アーマーモデリング 10月号

月刊 アーマーモデリング 10月号
■発行大日本絵画
■定価 1314円(税込み)

久しぶりの「アーマーモデリング」に登場させてもろたら、海洋堂さんの広告ページというか「ワールド・タンク・ミュージア」のコーナーであった。この10月号の特集はやっぱ時期的に平成26年度富士総合火力演習。わしも予定では予行2日、本番、計3日取材予定やったが、広島の大規模土砂災害取材の応援に駆り出されというか、自分から志願して駆けつけたから2日取材した。本番はまあそういう事情で行けんかったが、まあ3日とも天気の悪いこと。いままでも悪天候下の総火演はあった。霧がかかり、数キロ先の標的が見えず、命中はずれも分からんこともあったにはあったが、戦車すら見えんことは初めて、危ないというか、目の前で何がおこっとるのかも分からんかったのは初めてであった。別に悪天候のせいにするわけやないんやが、そういうわけで今年は不作!中止になった射撃も数知れず。この本号にも特集された総火演の最近のデジタル写真は戦車の射撃はファイアボールが写って当たり前、155mm、203mm砲は砲弾写ってないとだめ、砲火や砲煙だけやとだめ、81mm、120mm両迫撃砲でさえファイアボール写っとかんといかんのである。確かに迫撃砲は他の砲と違い、装填した直後に撃発やからファイアボールも砲弾も写りやすいが、81mm迫であないにファイアボール出た?わしなんか全然写ってなかったのに。最近のデジタル技術ではソフト使うたら、写るんやろか・・・ておのれの未熟さ棚に上げル余蘊いなったらわしも足洗うときかもしれん。それにしてもこんだけ写るなんてフィルム時代には考えられんって、やってた諸先輩はちゃんといらしたのである。この海洋堂のカメラマン氏も最新の10式戦車のスラローム射撃という極めて難易度の高いシーンをさらーと撮られていた。わしのはそのうちカレンダー^等で発表させてもらうやろうが、あれほどの雨の下はめったにないので晴れの日とは一風変わった写真になった。取材はアーマーモデリングやモデルグラフィック誌という普段は動かない被写体が多いモデル専門誌とは思えんカメラマン氏の腕前やが、写真と取材はワシも単行本で世話になった浪江俊明氏もやられていた。海洋堂の広告ページでは総火演ではちょっと異質な「はちきんガールズ」という美女軍団を海洋堂の宮脇専務が仕切っておられ、ワシも美女らに囲まれ、デレーと鼻の下のばしてるとこを名前挙げて紹介してくださったが、実はワシの斜め前の前列で一番派手なネーチャンと鼻の下は伸ばされてないが、写っておられる方のほうがよっぽど有名。関西の政治記者でテレビにも登場されてるが、わしも時々関西取材のとき現場でおあいするが、一昨年前の総選挙のときも、維新の会(当時)の開票会場でもお会いしたが、その際まだ開票前やのに、東京の菅前首相(当時)の当落まで当てたのにはびびった。この日は予行前日、本番日は別の仕事ということで、当日早朝大阪から駆けつけ、当日帰阪された。悪天候を予想し、ゴム長履いて来られたから選挙だけやなく天気の読みをも一流で、総火演取材慣れもされてた。お名前とそのときの写真もご紹介したいが、取材やとはおっしゃってたから、ええとは思うけど、テレビにレギュラーででてられて、肖像権もあるので、ご興味あるかたは本号をお買い求めのうえ、ご推察されたい。他にはまあさすが、プロの技、わしなんか足元どころか、靴の泥にもおよばない作品ばかり、最近の傾向としては1/35ワールドスタンダードで女子高生ものを大戦中の戦車にからめたりするのがはやりか。