夕刊フジ 9月18日号

夕刊フジ 9月18日号 夕刊フジ 9月18日号
■発行産業経済新聞東京本社
■定価 140円

今回の連載は文字通り今流行の「デング熱」と「ヒトスジシマ蚊」について。反日思想を病魔に、それを世間に媒介した媒体新聞をヤブ蚊にたとえたのはさすがちょっと乱暴かとも思うたが、まあ、あの新聞が我が国にたいして行った乱暴狼藉に比べたらまだ手ぬるい表現か。それにしても今回海外出張もソロモン諸島、パプアニューギニアとマラリア汚染地帯の密林ばっかやったが、最初はさすがに注意して、毎日2回、宿の部屋にはワンプッシュ蚊取りを撒いた。あれプシュと心細い噴霧器やが、かさばらずけっこう効いたんちゃうやろか?虫除けスプレーも圧縮空気式スプレーは飛行機持込うるさいからミスト式のを日本から持参したが、あれ外ではぼろぼろ汗かくから、一日何回も塗る。しかも首筋、顔まで念入りに。そうすると一週間もたん。で、後半は結構喰われた。しかも敵も命かけて襲ってくるから、虫除け塗ってない部分をピンポイントで集中的に噛まれる。まるで耳なし法一の耳みたいである。幸いにも潜伏期間中やが、まだマラリアもデング熱も自覚症状はない。他には軍事評論家の佐藤守氏の「朝日は報道機関?」も興味深く読ませてもろた。佐藤氏はもと空将、まるで自衛官になられるのを期待したかのようなお名前であるが、空幕広報室長時代、記者クラブの朝日記者サマが勝手にデスクの上の部外秘書類をのぞいていたのを注意したら、「一佐ぐらい飛ばしてやる。」と逆切れされたエピソードを披露されている。空幕広報室というたら、昨今「空飛ぶ広報室」のモデルとなったとこである。あの柴田恭平が演じた広報室長やった佐藤1佐(当時)を朝日新聞の記者サマが左遷できたというのである。はったりも大概にせえよ。1佐は大佐やで。上は将軍しかないんや。まあさもありなんやで。ただわしの経験上では朝日の社会部の防衛担当にこれほどのワルは会ったことない。自衛官をなめきった態度の悪いのはそりゃああそこにはおるやろけど。テレビ、新聞問わず、社員記者、社会部にかぎらず、政治部でもわしなんかカス扱いや。はらたつで。他には2面に産経新聞ソウル支局長の加藤氏の半島からの出国延長になったという一報が掲載されている。ほんまにあの半島は北も南も野蛮人やで。加藤氏はわしが鬱陵島行くオンボロ船乗るときから、半島に戻るまで、言葉がまったくできんわしはほんまにお世話になった。あの半島の良心にはさっぱり期待できんから、なんとか加藤氏にはふんばっていただきたい。ご健闘を祈りたい。