SATマガジン 11月号

SATマガジン 11月号
■発行 (株)SATマガジン出版
■定価 1,728円(税込み)

今回の連載「宮嶋茂樹 写真館」も正論誌につづき父島にオスプレイ初フライトの写真を用意した。ただしSATマガジンはカラーで。良く似たカットがたてに並んだレイアウトやがこれやったら、小笠原の雄大な大自然のカットも大きくして4-5ページぐらいで掲載していただいたらもっと迫力出て、読者やオスプレイ反対派の無知な論理にガビーンといわしたるのに、もったいない。がまあミリタリー専門誌やし・・・ところで小笠原諸島には多くの島からなるが、ここ父島が一番人口が多く、他には母島、兄島ととかくいわれのある名の島からなるが、そのひとつ嫁島の近海、つまり日本の排他的経済水域というよりモロ領海に最近、中国の密漁船が大挙して押し寄せ小笠原の貴重なアカサンゴをごっそり浚い大陸で売りさばいているという。嫁島は東京都やぞ。帝都のお膝元を中国密漁船に荒らしまわられ、枡添知事は都庁や朝鮮半島で何やっとるんや。いや海上保安庁や国はなにやっとるんや。いや沖縄の普天間や辺野古沖で海上滑走路はんたあいと吼えとる左巻きやプロ市民はなにやっとる?滑走路でけてジュゴンや沖縄のサンゴが減るかどうか分からんが、中国人が通った海はサンゴどころかワカメ一本生えとらんぞ。沖縄のジュゴンは減ったら困るが、小笠原のサンゴは根こそぎぱくられてもええんか?自然破壊もすさまじいが、地元の経済的損失もしゃれにならんぞ。なんでお得意のカヌー繰り出して中国人に向かっていかん。なんでお得意の人間の鎖で中国人を取り囲まん。やっぱ仲間やから、目をつぶるんか。そりゃあ国にしたって密漁の取り締まりが難しいのはワシでも分かる。しかし相手はルールも法律も無用の海賊共やろ?証拠がその場で押さえられんからとこのまま野放しやった尖閣の二の枚、こんどは小笠原も中国領やと言い出すぞ。そこは海上自衛隊特別警備隊通称SBUの初陣やろ。ヘリから密漁の現場見つけたら、そのままファーストロープで密漁船に降り、制圧したらええんちゃうか?それぐらいやらんとますますなめられ、密漁は増える一方や。ほかにはこの連載と同じ時期にハワイでやってたリムパック2014の西部方面普通科連隊の離島奪回訓練の特集が柿谷哲也氏の撮影で掲載されている。わしもこの父島取材のためリムパック取材を中止して、「小笠原丸」に乗船でけるよう急遽帰国した。最後までこの離島上陸訓練の取材か父島か迷った。が父島を選んだが、後悔はない・・・ことはないが、タイミングさえ良ければ、両方取材できたのに・・・せやけど父島は東京からは時間的にハワイよりよっぽど遠い。このハワイでの上陸訓練は今までのようなアメリカなどの同盟国2国間訓練でなく、豪、カナダ米、タイ、マレーシア、トンガ、インドネシア等の海兵隊との合同のまさに「集団的自衛権」を地でいく作戦、せやのになんで日本では大騒ぎにはならんのやろ?まあそんな甘っちょろい議論やって言葉遊びしとる時期やないということやろ。せやけどわしも見たかった、撮りたかったで。でも後悔はない・・・くどいか。