J Ships(ジェイ・シップス) 12月号

J Ships(ジェイ・シップス) 12月号
■発行 イカロス出版
■定価 1450円(税抜き)

巻末のカレンダー特集で拙著新刊カレンダー機能付き報道写真集を紹介してくださったばかりかそのあとの読者プレゼントのページでも新刊3冊を各お三方ずつにプレゼントしてくださるという、イカロス出版さんはじめご提供の出版元のトライ エックスさんにはありがたい限りである。これで少なくとも9名様には定価2700円の豪華カレンダーが1450円でゲットでけるのである。ただし立ち読みしとる不届きな輩は応募する資格がないのは言うまでもない。他には表紙から始まるまだ就役前のヘリ空母型護衛艦の「いずも」の空撮を柿谷哲也氏がやられていた。天気にも恵まれましたね。柿谷氏は今年ハワイで長きに渡って仕事振り拝見させてもろうたが、空撮はご自分の判断と裁量でやられていた。これはヘリのチャーター料が日本よりはるかに安いアメリカやからということもあるやろうが、この「いずも」は洋上やけど、日本ではヘリの10分の一ぐらいで借りれるセスナを使われたのであろう。「いずも」試験航海は相模湾で行われたというから、調布で借り上げたやろか?今度お会いしたら聞いてみたろ。まあご自分でチャーターして、悪天候やったらゼニドブに捨てるようなもんやが、まあ見事な晴天。わしも「いずも」は進水式のときに、横浜磯子区のIHIマリンユナイテッド造船所で下から見上げさせてもろうたが、空からみると、もう全然空母や。そりゃあそうや、全長250m弱、排水量2万トン弱はミッドウエー沖海戦で最後まで生き残っていた帝国海軍の正空母「飛龍」をも凌駕するサイズである。就役が楽しみである。また処女航海にはぜひ同乗させていただきたい。さらに他にはわしがガダルカナル島で見届けた戦後初の我が国軍艦によるご遺骨の帰国に、今度は晴海で見届けた。わしも取材と英霊の出迎えのため、さらには5月前同じ晴海で見送った練習艦隊とその5月の訓練により見違えるような海の男、海の女に成長した実習幹部をも一目見届けたかったからもあるのであった。