夕刊フジ 12月25日号

夕刊フジ 12月25日号
■発行 産業経済新聞2014
■定価 140円(税込み)

平成26年年末、今年最後の夕刊フジ連載は季節柄、結果が出たばっかの総選挙の与党圧勝なんかについては、もうすでに新聞、テレビで十分解説してもらったと思うので、あの超低かった投票率について、僭越ながら述べさせてもろた。あかんがな・・・せっかくの総選挙、投票いかんかったら・・・行ったら行ったで、選挙速報テレビでも真剣に見れて、おもろさが段違い平行棒や。わしもお手伝いのアルバイトやってもろてた時も仕事遅れてもええから投票いってこいと、言うとったぐらいや。せやけどわしの出入りしとる編集部や、まわりの新聞記者やテレビの報道記者、かれら毎日選挙の事前取材で担当の各候補に密着せないかんから、不在者投票さえままならんはずや。ましてや投票日は確実に徹夜、まあ午前中はアルバイトが各メインの投票所の窓口調査してくれとるからゆっくり寝れるかもしれんが、徹夜の夜のことを考えたら、投票行くより、寝ていたいのが人情か。それでもメデイアに関わり政治を批判する彼らが選挙行かんかったら、あまりに罰が悪い。それで口では「投票に行きましょう」と庶民に説きながら実は行ってないのが結構多いのである。別に行かんかっても、選挙管理委員会がばらすわけでなし、罰則もなし、それに一票ぐらい大勢にたいした影響ないわというのが言い訳や。女性でも貧乏人でもだれでも平等に一票といういまではごく当たり前の普通選挙権を日本人が手にするのに、あまたの血が流れた。そんなメデイアが言う社会的弱者にかぎっても棄権しとる。意識して棄権しとるならまだ同情の余地もあるが、アルバイトや勉強、育児で忙しいを言い訳にしてほんまは昼寝しとったり、あそびにいって忘れたというのが実情やろ。他には一面は見出しにまだまだ続く「ナッツ・リターン大韓航空機問題」に北朝鮮の「ジ・インタビュー」映画に対する北朝鮮の上映妨害工作。南北そろってお騒がせな民族である。それにしてもたいした航空会社や。それにあの「ナッツ姫」が乗っていたのはあの2階建てのエアバスやろ。日本航空よりさきに最大の大型旅客機買ったことがよほどうれしかったっみゃろ。せやけど40歳のしかも女性で大韓航空機だけやろうが、ファーストクラスにしか乗ったことないんやろ。そりゃあ筋金いりの姫や。いやいや、あの国に王室ないから、育ちが卑しいのは明らかになった言動からも明らかや。さらに民主党の代表選が2面か・・・かつての政権交代なしえた民主党も堕ちるに堕ちたな。しかも一番下の3段扱い、見出しは「蓮ほう氏 出馬に意欲」か・・・まあ鳩やの菅やのよりかははるかにましやが・・・現段階ではスーパーの代表が民主党の代表になったが、そのスーパーの親父を応援されとったんやな・・・。