日本写真家協会会報 158号(2015年 2月号)

日本写真家協会会報 158号(2015年 2月号)
■発行公益社団法人日本写真家協会(JPS)
■頒価一ヵ年3回 3500円(消費税 送料共込み)

JPSブックレビューのページに拙著「国防男子」「国防女子」を写真いりでご紹介してくださりまして、ありがとうございます。しかもお隣は田沼武能会長の写真集「トットちゃんと地球っ子たち30周年 黒柳徹子ユニセフ親善大使訪問記録」とヒューマニズムあふれる写真集、恐縮の限りである。わしみたいなのの隣なんか嫌やとさぞかしご立腹かと存じますが、私が編集したわけではありません。田沼会長とはインドネシアのアチェでお会いした。あの時は津波からしばらく経ち自衛隊の航空部隊がアチェ全州で飛び回っていたころ、国連のヘリで黒柳徹子氏とおいでにならえれたんですよね。黒柳氏を待ち受けていたわしらのまえに国連機でその黒柳氏ご本人と降りられ、驚きましたわ。下には宮崎の写真展でお世話になった芥川仁氏の「里の時間」も紹介されている。拙著なんか絶対出してくれん岩波からですか・・・さらに前ページには先日キャノンサロンで作品拝見させてもろた小澤太一氏の写真集「ナウル日和」も紹介されている。他には新商品検査の撮影後でもピントを変えられる「リフォーカス」機能が話題にー新たな潮流を生む「コンピュテーショナル・フォトグラフィー」の2ページの出版広報委員 関行宏先生の調査原稿、わしも書いてて意味分からんのやが、現物をヨドバシカメラで初めて見て「なんじゃあ これは!」と目の玉飛び出た。デジタルカメラ使い始めたころと同じで原理さっぱり分からん。が、こんなもんがシロートさんの手に出回ったら、わしらほんまに廃業や。他には追悼ページに元朝日新聞の花井尊氏の逝去されと柿本正人氏が追悼文載せられていた。花井氏とはペーペーの頃、親しくさせていただいたことなんか全くなかったが、現場ではなんどもお顔を拝見していた。同期で朝日新聞写真部に入社した同姓のカメラマンもいて他人とも思えず・・・というても他人やが・・・そうですか・・・まだ66歳、晩年は東日本大震災の取材で・・・最後は飯館村だったんですか・・・東北のどこかでお会いしてたかもしれませんでしたね。すみません、おととしからJPSの監事をされてることも知りませんでした。ご冥福をお祈りいたします。