夕刊フジ 2月25日号

夕刊フジ 2月25日号 夕刊フジ 2月25日号
■発行産業経済新聞東京本社2016
■定価 140円(税込み)

今回の連載はめずらしく、薬物事件についてある。あの清原和博がシャブでパクられたことを念頭においてるのは言うまでもない。これは拙著「踊る大取材線」(新潮社刊やったが、絶版中、残念!)でも言うてきたこっちゃ。あれ15年以上前やから、わしゃそん時から口すっぱして薬物事件の厳罰化を訴えてきたんや・・・とはいえ、同情した数少ない例もある。わしがガキ」のころからあこがれた地元兵庫県をフランチャイズの球団の大投手がシャブでぱくられたときである。その事情はなんの同情すべきとこはなかったんやが、一審で出た実刑判決を受け入れ控訴せんかったとこに薬物ときっぱり縁を切る覚悟が見えた。なんや清原は執行猶予つきそうやというが、へたな情けは人のためにならんで。その元大投手を野球界が受け入れたのはごく最近のことやが、この球界復帰にはわしは遅いと思うたぐらいやが・・・あとは国民だれもが名を知るミュージシャン、このミュージシャンが地検に送検されるときはわしは警視庁管内の警察署に撮りにいったが、まあこういう気が進まん時に限ってバッチシ撮れるもんや。いやあ複雑な心境とはこういうもんやったんやなあ。今も作品大好きで、わしも感想送らせてもろたぐらいや。あとは5面になつかしいというか日本人にとっては憎憎しいだけの金嬉老の写真が掲載されている。これみよがしにカービン銃を膝立てしとる有名な写真、ワシ的にはアドルフ・アイヒマンSS少佐のポートレートなみにその人間性が現れた写真である。こいつヤクザとはいえ19歳の少年も含め2人の日本人殺したただの殺人鬼やで。それがなぜか最近朝鮮半島では日本の韓国人差別と戦った反日の義士やて。それを中央日報なんかがマジでとりあげとるのである。こいつもうガキのときから手がつけられんワルで終戦を少年院で迎え、前の大戦を運良く生き残ったが、2件の殺人で無期懲役をくらったものの、日本の司法はおめでたくも仮釈放を与え、直後ハングルも読めんのに半島に逃げ帰った。その後も韓国で恐喝事件まで犯し、あっちでも有罪判決受けた、もはや国際テロリストや。それが「反日の英雄」やて、見とってみい。そのうち韓国は新型軍艦にこの「金嬉老」の名前つけよるで。それにしてもこいつの下の名はなんや。漢字でふつうこんな名つけるかあ?せやからこいつも日本名つけとったんやろ?普通在日韓国人が日本名名乗ると半島の朝鮮人は「裏切り者」とののしるんちゃうの。どっちや、差別しよるんは?