産経新聞 8月4日号

産経新聞 8月4日号 産経新聞 8月4日号
■発行産業経済新聞東京本社2016
■定価一部110円 月ぎめ3034円(税込み)

今回の連載はまあタイミングよく締め切り前日に都知事選の投票、開票があったので、その結果を踏まえて正直な感想をいわせてもろた。ほんま、書き出しにあるとおり「いっやあ、正直 ほっとしたで。」わしはこの直前までめずらしくハワイで長期取材中、太平洋渡ってまで選挙戦のホットま戦いが伝わってきたが、小池候補と増田候補と二人の保守の息がかかった候補が立候補して、これで保守の票がまっぷたつに割れると思うてた直後、まあ汚いというか・・・失礼みごとな究極のあとだしじゃんけんで、鳥越俊太郎氏が立候補したしたときはほんまにこのままやったら、鳥越候補が都知事なってまうと心配で心配でわが心の不安でハワイではめずらしく曇りと雨がつづいとったぐらいや(ホンマに)。さらにタレントの石田純一氏の立候補とりやめはさほど影響なかったやろが、弁護士の宇都宮徳馬氏まで野党票が割れるのをおそれ、立候補辞退し、野党は民進党から社民、共産党までがや、鳥越候補につきよったときは「これはほんまにあかんわ」と東京帰るのがいやになったぐらいや。帰国して、すぐ投票日、ちゃあんと一票の権利行使してから、編集部あがって開票速報の取材名乗りあげたら、合併号の締め切りすぎてるから掲載されないけどええが、しかも鳥越候補しか余ってないが、行くか?と問われ是非もなく引き受けた。選挙事務所は都内一等地に構え、選挙事務所は全メディアが集合、すでに立錐の余地がなかった。受付で名刺差し出したら、ねえちゃんが奥にピューと消えたので、こりゃあ門前払いかいな・・・出直すかな・・・いや開票は一日やし・・・と思うたが、あっさり受け入れられた。まあそこは自称でもジャーナリスト、「サンデー毎日」の編集長までやって、週刊誌カメラマンだけ入れんというのだけはやっぱできんかったんやろ。しかし、事務所内のスペースの都合で中に入れるのは新聞、テレビの代表、週刊誌なんぞ論外、という候補者もおる。大概が与党の大物候補、首相経験者や大臣経験者で、当落ぎりぎり線上の候補者にこういうタイプが多い。与党の大物はさておき、鳥越事務所はほかには共産党の小池幹事長から赤旗のカメラマン、民進党の松原仁代議士から「鳥越さんありがとう」のプラカード掲げた自称市民団体の文字通り団体やまもなく解散するシールズのクルーまで同業者とこれまた脚立並べて控えておった。ハワイにおるときは鳥越知事誕生という悪夢まで見たが、実際開票となったら、秒殺やった。ほかには一面にまた北がミサイル日本海に向けて発射した一報の記事が掲載されている。またわしの連載掲載日に重大事件や。今度は立て続けに3発、しかも日本のEEZ(排他的経済水域)に落下しとる。日本の漁船がうようよしとるEEZや。わざとやで。さらにほかにはリオ五輪前にまだ準備不足が露見しとると産経新聞が現地まで取材チーム送りこんで、報告しとるのが15面に掲載されとる。