正論 2017年 1月号

正論 2017年 1月号
■発行産経新聞社
■定価780円(税込み)

取材は昨秋やったが、掲載号は年明け新年号に掲載とあいあなったが、入港は11月という変則的なものになった。新年らしめでたい、というべきか新年号にしたら、縁起が悪いというべきか、とりあえず新年一発目のネタが護衛艦「あさひ」である。同名・・・というても戦前戦中は漢字で戦艦「朝日」があったから、別に驚くことやないが、それでも「あさひ」と聞いたら、朝日新聞を連想してしまう。護衛艦「あさひ」は5000トンクラスの新型護衛艦の一番艦になるから、これ以降の2番艦には「ゆうひ」やろうが、それ以降は太陽にまつわる自然現象で聞きなれたもんが思い浮かばん、からどないするんやろ?「あけぼの」やったら相撲取りみたいやし、「あかひ」なんてないし・・・まあ諸外国の海軍とちがい、帝国海軍から海上自衛隊にも人名をつけるというう慣習がないので、どないしても2代目、3代目の艦名がでてくるのはしゃあないこっちゃ。なお本文中に珍しく、見落とした誤植があった。北朝鮮のミサイルに「チョウニチシンプン」の名がふさわしいんちゃうか・・・という下り、弾道ミサイルを弾頭ミサイルになったある。これは核弾頭付きミサイルとごっちゃになってしもうたんが、原因やろ。でもまあ「核弾頭ミサイル」やから誤植とまでかいかんか・・・正確には核弾頭付きミサイル・・・かな・・・もう一点は「米潜水艦から放たれた魚雷攻撃・・・」も正確には「潜水艦から放たれた魚雷・・・・」もしくは「・・・潜水艦の魚雷攻撃・・・」が正しい。ほかにはわしの連載のあとに井上和彦氏のリレー対談「日本が好き」に土屋アンナ氏が登場していた。土屋氏は名前や顔立ちから日本人離れしてると思うとんったやが、ハーフとのこと、知らんかったんはわしだけやったんや・・・