神戸新聞 12月18日号

神戸新聞 12月18日号 神戸新聞 12月18日号
■発行神戸新聞社
■定価一部130円 月ぎめ4,037円(税込み)

わしの写真展「70年」にお越しになられた神戸新聞の後藤カメラマンや関西在住の写真家の皆様と一席もうけていただき、めっちゃ楽しいひと時をすごさせてもろた。やっぱり写真展やるなら、関西ははずせんわ。大阪での写真展直後に今度は生まれ故郷の明石で、3年前の写真展「アサイメント」の出展作品の一部を出展させてもろたばかりか、「カメラマンの道」と題した講演まで明石市長までお越しになり、開催させてもらい、その講演の記事を写真付で明石版に掲載させてもろた。神戸新聞は地元兵庫県いや、デイリースポーツも発行してるから、全国的に知れた新聞紙面に地元に花飾らされていただいて、光栄至極である。神戸新聞はわしが高校生の時、山口組三代目が京都のキャバレー「ベラミ」で襲われた直後関西では抗争が激化、高校生やったわしもびびりながら、阪急電車を乗り継いで、山口組本家にたどりついたもの、完全武装の兵庫県警機動隊に腰が引け、電柱の陰からパシャリと撮って、逃げ帰り、当時の三宮駅前の神戸新聞本社に持ち込み、現像してもろったばかりか、オニューのフィルムTRI-Xやったかなあもらった。もちろんわしみたいなガキが持ち込んだ腰の引けたカットが神戸新聞紙面に掲載されることはなかった。神戸新聞はまた神戸祭り後の暴動でカメラマンが惨殺されるという殉職者もだした、気合のはいった新聞社で、阪神淡路大震災直後も京都新聞の印刷所を借り、新聞を毎日発行し続けた、この実話は「神戸新聞の7日間」というなんとジャニーズのタレントや現福山雅治夫人の吹石一恵氏が実在の写真部カメラマン役を演じたことは兵庫県民では知らん者はおらん。また最近やと日本中を爆笑の渦に巻き込んだ元兵庫県議会議員の野々宮号泣センセイを辞任に追い込んだのも神戸新聞記者たちやった。