産経新聞 2月15日号

産経新聞 2月15日号 産経新聞 2月15日号
■発行産業経済新聞東京本社2018
■定価110円(一部) 3,034円(月ぎめ)

今回の連載は、読者の皆様のご期待に沿えず、申し訳ないが、半島、大陸がらみでなく、皇室の秋篠宮家の眞子様のご婚約が延期されたことにからみ、畏れ多くも、平民の不肖・宮嶋ながら、56年の半生での大きな過ちを経験した恥を披露させていただいた。もちろん高貴な眞子様はじめ宮家の皆様が不肖・宮嶋ごときの下劣な駄文でお目を汚される心配はないやろうが、その皇室をお守りすっべき、政府機関でもある、我国、宮内庁の怠慢、傲慢ぶりが、わしにそう言わしめたのである。クサレ憲法にも認められた我国の象徴、天皇を輩出される皇室を目の敵にし、逆にそんなクサレ憲法をありがたがる左マキやそうつらを扇動する新聞や、今回のご婚約をスクープしたNHKもなぜか、今回のご婚約延期のきっかけになったとしか思えん、わしら週刊誌の報道は無視や。なんで、こんなスクープ世に出した、各社ご自慢の「調査報道」フル稼働し、宮家のご不安を払拭してくだされんのや?今は平成の世や。皇族方のご結婚も恋愛はご自由や。とはいえ、そんな我国皇室の権威や世界中からの信用、尊敬を利用とようと近づいてくる輩やそれを騙るやつもかっていたことも事実や。そういえば、今回のご婚約延期騒動で、近代史の「宮中某重大事件」を思い出したんはワシだけやろか?宮中某重大事件をワシみたいな無知蒙昧な輩から解説するまでもないが、歴代の天皇のなかでも、とりわけご人格が優れられた昭和天皇のお人柄が偲ばれる「事件」に結果的には「収まった」。当時、皇太子だった昭和天皇のご成婚前、元老の山県有朋が「待った」をかけ、ご婚約者だった、宮家の女王がいたく傷つかれたのを、昭和天皇が「良子でなかれば、結婚しない。」とめずらしくご自分の意見を通された。じゃあ別に事件にならんやんと今の若い方はいうやろが、今と比べもんにならんほど、皇室の権威と権力が保障されとった帝国憲法下ですら、皇太子がご自分の意思を通すことが、めずらしく、また周囲意見を尊重せんといかんかったのである。昭和天皇になられてからは自らご自分の意思を通されたのは2度だけ、それが226事件に対する対応で「朕自ら近衛師団を率い・・・」と終戦直前の御前会議での徹底抗戦を主張していた阿南陸相らに「朕自ら陸海軍将兵を説得してもよい・・・」とのことなんてこともワシから説明するまでもないやろ。