夕刊フジ 2月22日号

夕刊フジ 2月22日号 夕刊フジ 2月22日号
■発行産業経済新聞東京本社2018
■定価140円(税込み)

今回の連載は五輪ネタ、というても五輪史上サイテーの政治ショーになりかとったんを救うたんは、ふだん韓国人があれほど憎み、足を引っ張り続けている日本人選手やったという皮肉さについて述べさせてもろた。いくら舞台が平昌、ピヨンチャンという寒村でも、北朝鮮ショーになりつつあった朝鮮民族中心五輪でも羽生結弦選手はじめ日本人選手のスポーツマンシップにあふれた競技やその栄誉はなんら色褪せるもんやない。それでも韓国人にとっては日本人である羽生選手の二連覇はおもろないらしい。日本のテレビではニュース番組からワイドショーまで全局羽生選手の演技を繰り返し、繰り返し流しとったが、韓国でも平昌はじめ駅や広場でも生放送やっとったが、羽生選手が金メダル確実となった瞬間、平昌の駅でそれが流れたとこに立ち会った日本人スポーツジャーナリストがワイドショーで解説しとったが、なんと歓声に包まれるどころか、ため息が漏れたという。それほど羽生選手の失敗を祈っとったという。そのジャーナリストの解説によると、あの半島じゃ自国、韓国選手の活躍より、日本人の負けのほうがうれしく、関心が高いという。なんやソチ五輪でも日本の浅田真央選手の活躍もおよばず、メダルを逃したばかりか、引退かもという一報には大喜びしたのも、つかの間、韓国の女子フィギュアーのキムヨナ元選手がソチ五輪での連覇かなわず、地元ロシアの選手が金メダルさらっていったのが、よほどむかついて、国際司法裁判所に訴えでたほどやったのに、あっさり、敗訴したのに、羽生選手の満場一致の金メダルによほど「失望」したと解説しとった。たしか日本の最初にサッカーワールドカップ出場がかかった決勝戦のロスタイムに対戦相手に同点ゴールを決められ、目前にあったワールドカップ出場を日本が逃した「ドーハの悲劇」も韓国人はよほどうれしかったらしく、そのときの対戦相手やったイラクチームを韓国のサッカー協会や大手メデイアがイラクも日本同様ワールドカップ出場を逃したのに、ヒーローとして半島に招き、ほかならぬイラクのナショナルチームが「けったいな・・・」と首をかしげたくらいやったという。ただ当時のイラクのスポーツ相は、これまた当時の独裁者サダム・フセイン大統領の長男で、後に米軍とお銃撃戦で弟とともに射殺されたウダイ・フセイン。イラクナショナルチームはワールドカップ出場を逃し、帰国したら、ウダイから拷問されると戦々恐々やったものの、韓国で国賓なみの待遇を受けたことを言い訳に、ウダイからの拷問を免れたという。ほんま、どっちも屈折しとった・・・韓国は今もか・・・