俺様の模型道
ドラゴン社製・フォッケ・ウルフ190D


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1/48スケール、ドラゴン社製・フォッケ・ウルフ190D

 製作日数のべ1ヶ月、定価2400円、バカでかい魚雷の接着に一苦労いたしました。
 実機は第二次世界大戦中、ナチスドイツのベストセラー名機 フォッケ・ウルフ。コックピットからプロペラまでの異様な長さから、連合軍から「長っ鼻ドーラ」とニックネームがついたそうです。(設計図の解説からのパクリです。)
 こんな単発一人乗りの戦闘機に1トンくらいのばかでかい魚雷を抱かせるのは、当時の常識からもムチャクチャ。当時、ナチスドイツ海軍は空母を1隻も持っていない。というのも、ナチスの高官の一人、空軍元師ゲーリングがとてつもない権力者で、空軍以外の軍隊が戦闘機を持つことを妨害したからと言われている。パイロットはたまったもんでなかろう。ただでさえ海の上を飛ぶのはあまりいい気がしないのに、その上にこんなもんを抱かされて、スピードはでない、ドックファイトはできん、燃費は悪い、その上、雷撃を正確に行うための洋上進突飛行の訓練もろくすっぽしてなかったのではなかろうか。
とにかくフォッケ・ウルフにしてはめずらしいシルエットです。

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