珍しい段ボール製ジオラマキット。おまけにタカラ製の「DD51形デイーゼル機関車　出雲号」のチョロQがついている。故郷明石で開催されたイベントで国際交流課の主催者の方々からいただいた。余部鉄橋は故郷兵庫県でも明石と反対側の日本海側、亡父も同じ日本海側の京都の久美浜出身やったが、気候は冬でも温暖、晴れが多い瀬戸内海側と正反対で、特に冬は豪雪、風も強い。この余部鉄橋も強風でこけたこともある。そのせいか架け替え工事が今年から始まり、この美しいやぐら型鉄橋は来年からはもう見れない。もちろんワシも乗ったことあるが、「日本夕陽百選」にも選ばれた香住海岸を見おろしていたらいきなし千尋の谷に飛び出たようでけっこうびびる。それにしてもこんなけったいな段ボール製のジオラマをジェイアール西日本が売っとったとは知らんかった。チョロQも車だけかと思っとったらこんなしぶいデイーゼル機関車があったとはこれまた知らんかった。この「DD51」はワシがガキのときは明石をはじめ全国で走っとった。参考のため実物の「DD51」も紹介したろ。これは同じ兵庫県の播但線の生野あたりを走る「DD51」、この直後ワシともどもトンネルで死にそうになる話は拙著「踊る大取材線」にくわしく載っているので必ず読むように。この「DD51」チョロQもよう走る。ショーケースの中に置いておくだけだはもったいない。
製作日数２０分。

参考のためまもなく取り壊される餘部鉄橋、実物の最後の勇姿も紹介させていただく。