俺様の模型道
アメリカ海兵隊 ジープ ウイリス MB
1/48 スケール
(株)ハセガワ製
アメリカ海兵隊 ジープ ウイリス MB

今や四輪駆動車の代名詞にもなっとる「ジープ」やが、本来はアメリカ ウイリス・オーバーランド社の米軍からの発注による商品名。フォード社も米軍からの発注で同様のモデルを生産したが、その商品名は取説によると「GB」。現在はジープの製造権利を受け継いだクライスラー社だけが「ジープ」と商品名をつけれる。日本では三菱もライセンス生産してるので「ジープ」を自衛隊に納入している。それにしてもプロトタイプから現在までほとんど外見は変わってない。それほど完成された車であったのであろう。この塗装は1945年アメリカ海兵隊 第2海兵師団のMPつまりミリタリーポリスもひとつつまり憲兵隊の日本でのもの。さらにつまり日本では進駐軍と呼ばれていたころのもの。せっかく進駐軍の塗装やから付属のフィギュアーの将校をダグラス・マッカッサー元帥にしてやった。厚木から降り立ったマッカッサーがお堀端のGHQに移動する車両はもっとごついやつやったやろうから、厚木エアターミラルまでのちょこっとした移動のシーンを再現した。マッカッサーといえばレイバンとコーン・パイプ。わしの拙い技量ではとてもコーンパイプは作れんが、サングラスの塗装にはてこずった。またさらに元帥の階級章ファイヴスターズ、5星が描くには描いたがさっぱり判別つかず。でかい米兵のわりにジープは小さく、フィギュアーを載せてからハンドルを接着せざるをえないし、まあ苦労した。米軍はこれに懲りてハマーを採用したんやろな。製作日数3週間。昨年の東日本大震災後初の製作だった。

アメリカ海兵隊 ジープ ウイリス MB
[CLOSE]